Thanks!
”ガンバレ名誉会長!G杯四国予選突破!”
ということで、G杯四国予選が沖の島で行われる3月3日、私達チームアウトラインメンバー4名様、
名誉会長の応援という名目よろしく、ヒラマサでブチブチというウワサの
鵜来島グンカン回り釣行に行ってきました。
春めいた気候がしばらく続いていたけれど、
この日から冬型の気候に戻るという予報通り、
北西風がビュンビュンの寒い一日となりました。

片島港でG杯の受付けをすませた名誉会長、ゼッケン18番!
少し離れた渡船基地に行かなければならない私達は、
ごそごそと準備を済ませた名誉会長に
”ほいじゃあ!”と一声かけ、半ば見捨て気味に
今回お世話になる柴田渡船さんの渡船基地へと向かったのでした。
(おいおいもっと激励したらんかい!)

エースナンバー18番?名誉会長!
さすが人気の鵜来グンカン回りだけあって平日ですが、たくさんのお客さんがいます。
日傘雨傘さんが降りるシステムを聞きに行くと、
”降りたいところに勝手に降りてや〜”とのこと・・・
予想はしていたけれど、慣れないとこのシステムは難しい!
しかし毎回、船の中で仕切ってくれる方がひとりは居るもので、今回も居ました〜、
私達が先日入会した名釣会の方らしく、泊りの人がどこに上がりたいかなどを教えてくれました。
泊りの人は全部で9人、
シロイワとスベリとグンカンに上がるものと思っていたので、
水島の1番を希望していた私達ですが、この風を嫌ったのか?
泊りの4人組が水島の1番に降りたいということで
その希望はかないませんでした。
グンカン狙いにするにも、
たくさんの釣り人が船首で濡れながら待ってるし・・・
もう船長さんに任せましょう!
ということで最後に磯上がりすることに!
←今回お世話になった柴田渡船さん。龍のマークがかっこいい!
シロイワ、スベリ、グンカン、水島と順番に船付けし、最後に私達の上がるマルサゲです。
そこで問題が!!!船首で用意していた私達に、船長さんが
”ありゃ!おなごがおるやないか!いかんいかん、ここはおなごはいかん!
なんで水島に降りんかったんや〜!? 2人だけ降ろして本島に戻る!”と言いだしたのです。
確かに荒れる海と強い風、心配してくれたのでしょうが、
今回、無謀にもヒラマサを釣りたいと思って来ていた私なので本島に戻られたら大変!
慌てて船長さんを説得しに行き、無事にマルサゲに上がれました。
んが〜、すぐ後悔することに!

マルサゲは高低2つの磯に別れており、高場に下ろされた私達4人。
最初、船長さんから、他のお客さんを上げたいから低場は空けといてと言われていたのですが、
すぐに船が戻ってきて、低場も使って良いということになり、日傘雨傘氏とPちゃんが、
高場と低場の間にあるロープを使ってロッククライミングよろしく低場へ移動したので、
会長と2人で高場での釣り開始です。

ヒラマサ用に3号竿に6号の道糸、ハリスを用意してたのですが、
風がものすごく、しかも足場が高すぎていくら竿を下げてもどっちゃこっちゃなりません。
しかも潮は低場のほうにむかって当て潮、少々遠投してもすぐに仕掛けは低場の磯際にへばりつくまで
戻ってきてしまいます。
そのうち、竿が弓のようにあおられっぱなしになるくらい風がやまなくなるわ、寒さで震えるわで
仕掛けチェンジをする気力もなくなり、もういい!ヒラマサはいいから早く磯替わりさせてくれ〜〜〜!
なんとも根性のない奴と化してしまいました。

待つこと2時間、ようやく弁当便が来たのですんなり磯替わり。
次に上がったのは本島のどこなのかも定かではないけれど、
ワンドになった地磯です。
そこはほぼ風裏なこともありあり、
潮は当て潮気味で潮もほとんど動かず、どんよりでしたが
さきほどとはうって変わって天国でした。

けれども後ろを振り返ると、そこはゴミの山!
美しきかな?沖の島! でも裏に回ればゴミの島!
ちょっとがっかりしてしまいました。

沖の島の生活廃棄物!?

怪鳥にいたっては?お昼寝タイムに突入してしまってます。
私は、ヒラマサをあきらめ、グレ仕掛けに変えて、
せめて一枚のグレを!と試みますが、
当て潮を克服することできず、数回餌をかじられたのみ。
仕方がないので弁当を食べていると、
むこうのほうから船が近づいてきます。
鵜来、沖の島の磯替わりは一回だけと思っていたら、
”替わってみるんかね〜?”と船長さん。
居心地はいい磯だけど、釣れないのでは話にならないので
本日2回目の磯替わりをすることにしました〜

怪鳥寝る!

次はどこに連れて行ってくれるのかな〜?と思っていたら、船はどんどん沖の方へ!
なんと目の前に見えるのは紛れもなくグンカン。どうやら、元の場所鵜来島近辺に戻ってきたようです。
”エボシでもやってみるかな?”水島1番の裏にあるらしきエボシという磯に上げてくれました。
雰囲気はとってもいいのですが、やっぱり風はきついです。

最初、グンカン向きの船付きで竿を出していると、
怪鳥が手の平サイズのグレを目の前で!
バラしました〜・・・
と、グレの気配はあったのですが、根性のなくなっていた私は、
風に負けてすぐに風裏になる裏側に釣り座を移動しました。
潮はゆっくり前へ出ていくいい感じの潮でしたが、
いろいろ仕掛けを変えても、
どんな棚を探っても魚の気配を感じられることなく、
本日の最終ラウンドのエボシでノックダウン!
疲れきっての納竿となりました。

       怪鳥真剣に釣る→
←GUREKOおにぎり食べながら釣る
マルサゲに残った日傘雨傘氏とPちゃんは、
ヤズとイサキを少々釣っておりました〜。

”あ〜あ、またヒラマサ釣れんかったな〜・・・”

でもって、気になる名誉会長の大会結果は???
船で一番最初に磯上がりしたにも関わらず、本人いわく、そこは一級磯ではなかったので
丸ボーズで敗退・・・本戦の五島行きは来年以降に持ち越しとなりましたとさ。
日時 2003. 03.03
場所 鵜来島 マルサゲ〜沖の島本島の地磯〜エボシ
天候 曇り時々晴れ
中潮  
同行者 日傘雨傘氏 怪鳥 Pちゃん 
仕掛け 竿 シマノ中通し3号 道糸6号 ハリス6号
  グレ競技スペシャル2 1.5号  道糸2.5号 ハリス2号
ウキ 0号〜5B号
釣果 な〜んも無し!