Thanks!
明けましておめでとうございます。という言葉ももう聞かれなくなった1月の終盤、
やっと!やっと!今年の初釣りに行ってきました〜
正月明けより風邪をひいてしまったり、行く予定の日に四国では珍しく豪雪が降ったりで、
のびのびになっていた初釣りなので、
折からの寒波で水温が下がってようと、吹きすさぶ北風がどんなに強かろうと、
とにかく磯で竿を出すことができることに、ウキウキになって行ってきました〜!
今回のメンバーは、名誉会長、会長、日傘雨傘氏、PちゃんとGUREKOの5人。
場所は武者泊と決定しての出発です。
まだ路肩に残雪の残る宇和町手前の峠を通る中、まさかの雪が降り始めます。
以前、同じ場所で急に雪が降り出し、あっという間に道路が雪だらけになり、
タイヤをスリップさせながら、超ノロノロ運転でいつ対向車とぶつかってもおかしくない状況で
10分もあれば越えれるところを、30分くらいかけて越えたという、恐怖の体験をしたことがあり、
今回もか!?と心配になります。
運転している日傘雨傘氏も”死を覚悟してください”などと冗談と取れないようなこと言ってるし、
ものすごく不安になって、隣に座っている名誉会長に ”大丈夫ですかね?”と尋ねると
”大丈夫、大丈夫、この雪質はやな・・・”と偉そうに答えるものの、
その手はしっかり上部にある取っ手を握っているのを私は見逃しませんでした。
それでもなんとか無事に峠を超え、渡船基地のある福浦港に到着。
布団をきれいに敷いてくれている仮眠所でしばしの仮眠です。
仮眠所とトイレの奇麗なところは、女性にはなんともうれしい限りです。
朝起きてみると、当たり前だけどやっぱり寒い!
達っちゃん船長さんにあいさつを済ませ、どこに上がるかの打ち合わせです。
前日の状況では野地島周りが良いとの情報でしたが、”ナガハエに上がる?”の言葉に異論なくOKし、
名誉会長と会長、GUREKOの3人がナガハエに、日傘雨傘氏とPちゃんが千畳に上がることになりました。
船は一路ナガハエを目指します。
やがてエンジンが緩みナガハエに到着です。
船から状況を見てみると、出てますがな〜!先端からの本流!ワクワクものです。
じゃんけんもなく、すんなり上がれた私達は一目散に仕掛け作りです。

そうそう、書き忘れてましたが、うちの会長、実はこの日の段階でグレ釣り4連敗中で、
後1敗で《いらっしゃい、ようこそ魔王会へ!》の言葉をかけてもらえる状況でした。

3人で本流を観音回りでやろうねと決めていたのですが
一番に仕掛けができたのが名誉会長。早速一投目、
少し流したところで早くもヒット!
上がってきたのは30ちょいのクチブーちゃん。いい感じです。

そして次に私です。ハリス3号、3Bのウキに重めのガン玉を打って
記念すべき今年の一投目!
”海の神様〜〜〜お願いしますよ〜〜〜〜!”
    パラパラパラ・・・・
          ・・・バチバチバチ〜〜〜〜!
”キャッホ〜〜〜!!!来たで〜!" 
上がってきたのは30ちょいのクチブーちゃん!
初釣り、一投目から釣れちゃうなんてしあわせだわ〜ん。

そして次は会長の番。さて来るか???
なんと!来ましたわよ〜ん。
この時点であっけなく魔王会脱落、じゃなくて回避です。

ナガハエ北側にて
1枚目が針を飲んでいたので、針を付け替えて
再度本流の流れの中へ仕掛けを入れていきます。
そしてまたもや来ました!
リールをごんごん巻いているとフッと手応えがなくなります。
”あれ?”仕掛けを回収してみると、なんとブタの尻尾!
焦るあまりに針結びをトチってしまいました・・・ヘボな私・・・

今度はハリスごと交換しようと後ろでゴソゴソやっていると、
なにやら会長と名誉会長の声が聞こえてきました。

”どうしました?”
”落ちた!”
”あっそう、落ちたんですか・・・・って誰が〜〜〜?”

満潮時ナガハエ北側

会長が、観音回りで先端に回ろうとしたその時、
岩の上の海苔ですべって海中へドボン!
だったみたいです。私は目撃してないのですが、
どうやら下半身のみ濡れただけで、
竿も本人も無傷で済んだようです。
一歩間違うと・・・危ない危ない。

その後、各自数枚ゲットし、順調に釣れ続くかと思われましたが、
やっぱりそう甘くはありませんでした。
喰ってもすっぽ抜けが続くようになり(何故だろう?)
そのうち当たりも潮も止まりかけて、
しかも足場がだいぶ波にさらされてきたので
磯の反対側(水道側)へ移動することにしました。

魔王を逃れてピースの会長
移動してマスカネ方面に仕掛けを入れようとしますが、
向かい風、しかも強風のため、撒餌も届かず、仕掛けも思うように流せません。
しかし、まぐれで一枚追加した後、くるっと180度後ろを釣ることにしました。

今度は追い風になるので、仕掛け投入も撒餌も楽ちんです。
潮はゆっくりと鼻面岬方面に流れてます。
仕掛けは、朝同様3号ハリスに3Bでちょっと沈ませ気味に。
しばらくして会長が1枚ゲット。
私は潜る潮があったので、しばらくほうっておくと
勝手に喰ってきたグレを1枚追加します。

それからしばらく、当たりもないままやっていましたが、
時間が絶つにつれて、海が荒れ荒れになってきます。
最初は足元だけだった波しぶきが、だんだんひどくなり
背後からザッバ〜ンと全身にかぶるようになってきたものの
ここは根性で耐えて釣りを続けました。
釣り師の鏡じゃないですか!自分で自分を褒めてあげたい!
って・・・たんなる釣りバカかもね〜

タモを取ろうとアタフタのGUREKO

そんな中、先端でズブ濡れになってやっていた名誉会長が
45オーバーの良型を2枚ほど追加して(さすがじゃ)
さあこれからかも!?というところで迎えの船が見え始め、
片付けにとりかかりました。
本日は3人で17枚の釣果で納竿でした。

今回釣ってる写真が
ありませんが、名誉会長→

←会長が撮ってくれた
GUREKO
ちょっとお気に入り!

千畳に上がっていた日傘雨傘氏とPちゃんは
2人で5枚とちょっと残念だったようでした。

日時 2004. 01.27
場所 武者泊 ナガハエ
天候 曇り
中潮  満潮10:48 干潮16:48
同行者 名誉会長 日傘雨傘さん 会長 Pちゃん
仕掛け 竿 がま磯VR 2号  道糸2.5号 ハリス3号
ウキ GUREKOウキ(
名誉会長作)3B号  
釣果 30〜48センチ口太グレ17枚(ナガハエ3人分)