この日は先日のリベンジということで名誉会長と日傘雨傘さんの両氏と
両手に華(狼かも?)で中泊に向かうことになりました。
ゴールデンウイーク明けということもあって中泊の駐車場はガランとしており、
これはいい磯へ上がれるかも!と期待をしつつ明日に備えて仮眠しようとしたら、
今回、底物の名誉会長がなにやら作業を始めているではないか!
聞いてみたら、なんとサシエ用のカラス貝を剥くと言う、
しかも日傘雨傘氏も手伝うと言うではないか!・・・
うっ、睡眠をとるか、先輩に対する忠誠をとるか散々悩んだ挙げ句、
やっぱ寝ちゃお〜ってことで非情にもGUREKOさんは寝てしまいました。
つかの間の仮眠から目覚めると、ヘロヘロに疲れきった2人の姿が!
結局、一睡もせずに貝剥きおじさんに徹したらしい。
”あの〜帰りは私が運転しますから〜”とフォローを入れていざ出船!
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潮はゆっくりノコの沖方面(左→右)に流れてるみたいだけど
道糸が向い風をもろに受けてウキは手前にもどってきちゃいます〜
竿先も下げられず、道糸を水面にあまらせて出しても
目の前の岩にひっかかりそうになり操作不能!
どうしよう?どうしたらと考えたけど名案は浮かばなかったりして・・・
でも、ガン玉をハリスに打ったり、
少し重めにして沈めてみたりの抵抗をしてはみました。
そうこうしてるうちに少し潮も下げはじめ、
先端に出た日傘雨傘氏の竿が曲がってるぞ!
慌てて不安定な足場をタモを持ってかけつけます。
上がってきたのは35cmくらいのクチブ〜ちゃん・。
”おるやん!おるやん!”
嬉しくなってわたしもがんばるぞ〜と数回仕掛けを投入するうちに
またもや日傘雨傘さんの竿が〜〜〜〜〜
また来たか!とまたもやおぼつかない足取りでタモを持ってかけつけます。
今度は40cmをちょっとこえるかな?のクチブ〜ちゃん・・・・
”だんだん大きくなっりょる♪!”
またまた嬉しくなってがんばってみましたが
私にはいっこうにアタリさえもない!
ちょっとあきらめムードで ”潮が変わるのを待〜とおっ!”
ということにしちゃいまいた。
コケの2階との間に沖へ出て行く本流らしきものができていたので、
少し重めにガン玉を打ち、そこへ仕掛けを放り込みます。
サシエと撒き餌さを合わすのが苦手なGUREKOは、
これだけ撒いときゃどれかが合うやろというくらい
多めに撒いてアタリを待ちます。
何回かそうするうちに、”んっ?今道糸が走ったような気がする!”
ここは一応大合わせして巻いてみるとちょっとだけ重たい。
ウキがもうすぐ見えようかというところまで巻いても、
ピクピクはなくちょっと重たいだけ・・・
”これはゴミじゃわ、ゴミに違いない”と思ったその瞬間、
魚がようやく暴れだした!
”来とったんや〜!”と心の中でつぶやきながら、
さほどは引かない魚とやり取りをしてたら、
隣で日傘雨傘さんも竿を曲げている。
まずはレディファーストで名誉会長がタモで掬ってくれたのは
30ちょいのクチブ〜・!
”きゃ〜うれぴい、ひさびさのグレじゃわ〜!!”
ふと、隣を見ると、日傘雨傘さんはバラした模様・・・
”いかんまずい、喜んだらいかん!!”
でも自然と顔が笑ってしまうGUREKOでした。
そこへ名誉会長が、”竿を貸してみ〜”と登場です。
”ここへこうやって仕掛けを入れて、こうやって撒き餌をうつんや〜!
どうや〜わかったか〜?”と言うか言わないかのその瞬間!
まじでウキが入っていくではないですか!
”うそやろ〜 すごすぎる!”と一瞬あっけに取られるも、
”はっ!タモや!掬わないかん!”
踏ん張る名誉会長にハリスは何号やと聞かれ、”1.75”とだけ言い残し、
またまたタモおばさん下の低場へ猛ダッシュ!(半分、滑りおちながら・・・)
しか〜し、タモを持って低場に立ったその直後に痛恨のバラシ!!!
後で聞いてみたら”間違いなく、50はオーバーするグレだったそうな・・・
でもハリス1.75では無理でしたよね!
残念さ半分、あそこで釣られたら悔しかったよなと思う半分の
複雑な気持ちで納竿の時間となりました。