陶芸用ロールクラッシャ付土練機 RM5型

固い粘土と小石の粉砕と混練の同時作業
削りかす、小石等をロールの調整により、一定以下の粒大に粉砕します。拳大の粘土は土割り板を使用しながら粉砕します。ロールクラッシャを通すことにより、水分の吸収が良く、再生し易くなった土が得られます。そして、その粘土と水(土練機の投入口にのびる注水パイプからの出水量を、粘土の硬軟により調整してください)が、土練機で1度練られて出てきます。
土練機から出てきた粘土がある程度溜まりましたら、ロールクラッシャの上部を持ち上げ(図を参照)、再び土練機へ投入します。適度の混練状態になるまで繰り返すと、すばらしい再生粘土ができあがります。
機械の材質 (胴体、羽根、軸、投入口、出口)
錆ないステンレス製 胴体もすべてステンレス製なので、アルミ製に比べ、非常に丈夫で長持ちです。
経済的な鉄製 丈夫さはステンレス製と変わりませんが、錆が発生しますので、磁器などの白物には使用できません。
モータの大きさ
ロールクラッシャ
0.5馬力 (0.4Kw)の場合 家庭用電源のAC100Nと、工場などの動力電源のAC200Nの2系統が選べます。
土練機
0.5馬力(0.4Kw)の場合 家庭用電源のAC100Nと、工場などの動力電源のAC200Nの2系統が選べます。
1馬力(0.75Kw)の場合 家庭用電源のAC100Nと、工場などの動力電源のAC200Nの2系統が選べます。
分解と掃除

ロールクラッシャ
・投入口は上側に、カストリは下側に分解して掃除を行います。
土練機
・胴体が上下に分解できますので、胴・羽根・軸の掃除が容易に出来ます。

特別仕様
作陶する製品の粘土の硬軟、量の多少具合にあわせ、機能を改造いたします。
ロールについて…必ず乾いた粘土で、ピンポン玉より小さい塊、小石をできるだけ約2mm以下にする場合には、噛み込みが悪くなりますが、ロールを取り替えます。
使用上の注意
1. 投入口には、絶対に手を入れないで下さい。
2. クラッシャは乾いているほうが処理しやすく、土練機は適度の湿り気が必要です。湿り気の少ない粘土を処理する場合には、必ず土練機の投入口より水を調整しながら入れて下さい。クラッシャに軟らかい粘土塊をとおす時、その粘土がロール上を滑り通過しない場合は、土割り板で押し込みますと、能率が上がります。もし乾いた粘土が混入し、土練機が止まった場合には、粘土の投入をやめ、粘土の出口を外し、投入口より水を適度に入れながら、硬い粘土を押し出してください。それでも出ない場合には、土練機を分解し、掃除しなければなりません。

※その他機械及び使用時の詳細につきましては、ご購入の際、説明させて頂きます。
(製品はカタログと一部異なる場合があります。)

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